「オペラ八犬伝」感想
２００６年１月２８日（土）、２９日（日）の二日間、東京都北区の「北とぴあ」にて上演された「オペラ八犬伝」。あの『八犬伝』をオペラで、という斬新な発想、近世文学の専門家である、専修大学の板坂則子先生とそのゼミの皆さんが全面参加なさっていることに惹かれて、観劇して参りました（２８日）。
総合的な感想は――幕が上がった当初こそオペラ、時にはモダンバレエのような世界に馴染みにくかったものの、三幕も終わりのころには「『八犬伝』にはオペラの荘重なムードがよく似合うなあ」などと思うようになっていました。なかなかに楽しませて頂きました♪
しかし都内一箇所、二日間のみの公演であるだけに、ご覧になった方は少ないのではないかと思います。ので、ちょっとしたレビューを載せてみることにしました（入場者に無料で配られた台本入りパンフレットを全面的に参考にしてます）。どんな舞台であったかが多少なりともお伝えできれば幸いです。
作曲／総合監督 仙道作三
台本 第一幕 板坂則子
第二幕 高橋佳子（板坂ゼミＯＢ）、中島美和 （板坂ゼミ）
第三幕 北野いづみ（板坂ゼミＯＢ）、幸田尚恵（板坂ゼミ）
宣伝美術 井黒佳穂子（専修大学文学部博士課程2年）
記録・編集 雪下恵梨香（板坂ゼミ）
配 役
伏姫 （２８日）東城弥恵 （２９日）日々野景
玉梓 （２８日）津山 恵 （２９日）北原瑠美
里見（義実）と小文吾 （２８日）三村卓也 （２９日）森田有生
役行者と現八 （２８日）大井哲也 （２９日）平良交一
童子（役行者の従者）とぬい （２８日）漆原恵美子 （２９日）市村真美
浜路と親兵衛 （２８日）加藤千春 （２９日）嶋村友美
犬塚信乃 （２８日）小野美穂子 （２９日）佐野千春
亀篠 （２８日）伴 真純 （２９日）石井真弓
左母二郎と山下（定包） （２８日）佐藤一昭 （２９日）五十嵐修
房八と神余（光弘） （２８日）松本光紘 （２９日）中西勝之
コロス 小森美枝、平舘直子、浅野和馬、松井永太郎
＋八犬伝合唱団、八犬伝舞踏団
演奏 八犬伝オーケストラ
会場にて購入した「オペラ八犬伝」饅頭。私の次の方で完売、という結構な売れ行きでした。 ちなみに中身はこんな感じ。犬柄のプリントが入ってます。なかなかの美味♪
〈ｂａｃｋ〉
〈ｈｏｍｅ〉
146007